24日、自宅で死亡しているのが見つかった
元KARAのク・ハラさん。
28日、自殺と断定されたことが明らかになりました。
自宅で発見された自筆とみられるメモが発見されております。
一体このメモの内容はどのような内容だったのでしょうか。
また、ハラさんを自殺に追い詰めた原因は何だったのでしょうか。
SNSの誹謗中傷、リベンジポルノの問題、親友のソルリさんの死…。
韓国ではここ15年で芸能人が30人も自殺をしているのが実態。
ハラさんの親友でもある女性アイドルグループf(x)の元メンバーのソルリさんが先月14日に自殺しています。
ソルリさんの自殺の原因はSNSの誹謗中傷だったとされています。
このSNSの悪質な書き込みについて『指殺人』とも言われており、韓国ではある動きがあるようです。
ク・ハラさんの自殺について調べていきます。
目次
ク・ハラさん自殺と断定、死因について
24日、午後6時過ぎ、
ク・ハラさんがソウル市江南区の自宅で遺体で発見されました。
ク・ハラさんは今年5月に自殺を図り、
自宅で意識を失っている状態で発見され
病院に搬送されていました。
6月、自身がうつ病であることを告白したのちに
「プロダクション尾木」に所属し、日本でソロ活動を始動。
歌手として再出発をしたばかりでした。
ク・ハラさんは28日、自殺と断定されました。
死因についてですが、
遺族が司法解剖を拒否したため、
詳しい死因は不明のままとなっています。
自宅に残されていたメモの内容について
ク・ハラさんが亡くなった
ソウル市江南区の自宅には自筆のメモが残されていました。
その内容について調べていきます。
自宅にあったメモは非常に短いものだったといいます。
メモの内容は、
今後のスケジュールが書かれ、
最後の1行には
「自分を愛せなくて、ごめんなさい」
という趣旨の文章だったということです。
これが事実上の遺書と考えられているようです。
遺書には誰かへの恨みつらみのようなものはなかったとの事。
メモの詳細は後日、
ハラさんの兄が公表する意向を示しているようなので
分かり次第追記します。
”指殺人”といわれるSNSの誹謗中傷
ク・ハラさんが自殺に追い込まれた理由について様々な見解があります。
- 訴訟中の元交際相手とのリベンジポルノの問題
- SNSの悪質な書き込み
- 親友・ソルリさんの死
- アイドルという寿命の短い職業への不安
精神的に追い詰めたのではないかといわれるのが、
”指殺人”といわれるSNSでのアンチコメント。
5月に自殺しようとした際のインスタグラムの投稿には
アンチコメントによる苦痛を訴えていました。
また、ソルリさんの死に関しても
アンチコメントによるもとの推定されています。
3月の整形批判
ク・ハラさんに対し、
整形したのではないかというという批判コメントがありました。
- 顔が不自然
- 目が変わった、顔が変わった
- 整形してるだろ
といったコメントが相次ぎました。
それに対し、ク・ハラさんが猛反対したことで、
炎上したことがあります。
その後、ク・ハラさんはインスタグラムで
眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術をしていたことを告白。
幼いころから活動しながら数多くの悪質なコメントや心的な苦痛でたくさん傷ついてきた。
まだ若い年齢にも眼瞼下垂をするにはすべて理由がある。
(省略)
ただの一度も悪質コメントに対処するべきだと考えたことはなかった。
私も一日一日を一生懸命生きている人間だ。
どのような姿でも、一度でもいいからきれいで美しい視線で見てほしい。
今後も努力する姿、行動で責任を取る人間として、一生懸命に活動する姿をお見せしたい。
整形疑惑に対し、
眼瞼下垂の手術をしたことを告白したハラさんでしたが、
この投稿に対しても
- 前の方が可愛い
- 手術しないほうが良かった
などアンチコメントが寄せられました。
5月の自殺未遂
5月26日、ク・ハラさんが自殺し病院へ搬送されたことが報じられました。
家の中には煙がたかれた痕跡があったという。
一命はとりとめたものの、
大きなニュースとなり、たくさんのファンが心配しました。
自殺未遂の前日、自身のインスタグラムに投稿された内容は
「大変なのに大変じゃないふり、つらいのにつらくないふり。そうやって生きて来たら、表面は大丈夫そうに見えるのに、中はぼろぼろに壊れている」
(※現在は削除されています)
アンチコメントによる苦痛を訴えていた。
その後、日本の事務所を通し
「いろいろなことが重なり、心がつらくなってしまいました。本当にごめんなさい。また元気な姿を見ていただけるよう努力します。このたびは本当に申し訳ありませんでした」
とコメント発表。
また、自身がうつ病であることを公表。
ネットユーザーたちにアンチコメントをやめるよう求めていました。
親友・ソルリさんの死
10月14日午後3時すぎ、韓国の人気女性アイドルグループ「f(X)」の元メンバー、ソルリ(25)さんが自宅で亡くなっているのが発見されました。
日本での再出発となったときに、大親友の死。
ク・ハラさんは自身のインスタグラムで追悼の言葉を送り、
インスタライブでは涙ながらに「あなたの分まで頑張って生きる」と語っていました。
ソルリさんが自殺した原因というのも、
SNSによる悪質な書き込みだと推定されています。
最後の投稿のインスタグラムにも誹謗中傷
ク・ハラさんは23日(亡くなる前夜)に
横になった様子の写真で「おやすみ」と投稿。
この投稿に対しても
- 最悪の芸能人
- 寝っ転がってカネ稼ぐってこういうこと
- 魚みたい
など、心無いアンチコメントが投稿されています。
この後にク・ハラさんは自殺したとされています。
『インターネット実名制』を求める声、ソルリ法
先ほど話した”指殺人”で芸能人が自殺に追い込まれることは多いという韓国。
韓国の芸能人が自殺したというニュースが流れると
世間から「またか~」という声が上がるといいます。
そこで、韓国では『インターネット実名制』の復活を求める動きがあるようです。
もともと2007年に「インターネット実名制」というものが制定・施行されていたようです。
しかし、2012年8月に韓国最高裁判所の違憲判決で廃止となっていました。
ところが、先月14日、
ク・ハラさんの親友・ソルリさんがSNSの悪質なコメントを苦に自殺。
これを受けて、実名制の再導入を求める声が急増しました。
違憲判決が出ている以上、実現は不可能だが世間が動いたことで
『ソルリ法』なるものが制定に向けて動いているという事です。
これは、現在IDの一部のみ公開されているが
ID全体とインターネットアドレスなどを公開することにより
コメントによる責任と処罰を強化する案などを議論している。
最後に
ク・ハラさんのメモ(事実上の遺書)の内容や、
自殺に追いやった原因ともなる
SNSの誹謗中傷についてまとめていきました。
日本で再出発をしたばかりで
これからもっとテレビで活躍することを楽しみにしていた矢先、
とても悲しい結果となってしまいました。
日本でも誹謗中傷により、芸能人の方が被害届を提出する例もでています。
それにより逮捕・起訴された人は、
「みんな書き込んでいる」「これが罪になるのか」といった供述をします。
芸能人だからと言って、ひどい言葉を言っていいわけありません。
ク・ハラさんも心無いコメントにより
とても辛い思いをしたのではないでしょうか。
ご冥福をお祈り申し上げます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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