栃木県那須塩原市や日光市など温泉地にある宿泊施設で、
正月に宿泊予約の無断キャンセルが相次いていた問題。
少なくとも8施設で被害が出ていて、
被害総額は約300万に上るという。
一体だれがどんな目的でこのような迷惑行為をしたのでしょうか。
また、関係者がこの件について謝罪をしていたことも明らかになったようです。
この件について調べていきます。
目次
報じられた内容
栃木県那須塩原市や日光市などの温泉地にある宿泊施設で、正月に宿泊予約の無断キャンセルが相次ぎ、少なくとも7施設で計約250万円の被害が出ていることがわかった。いずれも同一とみられる人物から電話で予約されており、施設側は県警に相談している。
塩原温泉(那須塩原市)の旅館「湯守田中屋」では昨年8月31日、男性の声で「1月2日に男女10人で露天風呂付きの最高の部屋に泊まりたい」との電話が入った。住所、氏名、電話番号などを聞いて受け付けたという。宿泊予定日の2週間ほど前に電話をしたがつながらず、客は来なかった。後日、男性が告げた千葉県の住所に宿泊費約36万円の請求書を送ったが、戻って来たという。
塩原温泉旅館協同組合を通じて確認したところ、他施設でも同一人物からとみられる無断キャンセルがあったことがわかったという。
(出典元;朝日新聞)
新たに被害が確認され、
被害施設は計8施設に上り、被害額も計約300万円近くに拡大したとのこと。
無断キャンセルの被害について
被害に遭った栃木県那須塩原市にある旅館「湯守 田中屋」。
被害総額は36万円にも上るとの事。
▼経緯
- 2019年8月31日に男性から1月2日から1泊の予約の電話
「1月2日に男女10人で露天風呂付きの最高の部屋に泊まりたい」との要望があり、住所、氏名、電話番号などを聞いて受け付けた。
- 2019年12月(予約2週間前)に予約確認するも、電話は使われていなかった
- 2020年1月2日(宿泊当日)、客は来ず連絡もつながらない、部屋は空室のまま
- 翌日3日、聞いていた住所へ請求書を郵送するも宛先不明で返送
その他にも、「松楓楼 松屋」でも上記と同じ内容で予約があり、33万円の損害が出たとのこと。
同じような手口で無断キャンセルされたのは
23日までに分かっている時点で
8施設、被害総額は300万円にも上るという事です。
ある宿泊施設に宿泊していた!
栃木県の那須塩原、那須、日光の温泉地のホテル・旅館を
同じ名前、電話番号、住所で予約していた男性。
いたずらかとも思われていましたが、このグループが年明け、那須塩原温泉の別の旅館に泊まっていた可能性があるということがわかりました。
どこの宿泊施設に泊まっていたの調べてみましたが、公表していませんでした。
一体どんなグループが泊まっていたのか詳しく調べていきます。
無断キャンセルしたのは誰?!どんな団体?
一体どんな男性、どんな団体がその施設に宿泊していたのでしょうか。
複数の宿泊施設を無断キャンセルしたグループは、
那須塩原温泉の別の旅館に8人で泊まっていた可能性があるとの事です。
関係者によると、
宿泊していたグループは飲食業の一団の慰安旅行ではないか?との事。
水商売的なお仕事をしている会社ではないか?ということです。
【追記】
キャンセルした団体は明らかになっていませんが、千葉県柏市でスナックを経営する女性らということがわかりました。
正月の宿泊予約を無断でキャンセルされたとして、千葉県柏市でスナックを経営する女性らに約278万円の損害賠償を求める訴訟を宇都宮地裁大田原支部に起こした。
訴状によると、女性経営者は男性従業員2人に慰安旅行のための宿泊予約を指示。従業員は昨年8~11月、8旅館に電話をかけて、今年1月2日もしくは3日から1泊2日で、8~10人分を予約した。しかし当日に姿を見せなかった。旅館側はそれぞれ、被害が26万~59万円に上り、相手はキャンセルの連絡を怠ったなどとしている。
引用:読売新聞
目的は何?!
一体どんな目的で複数の旅館やホテルを予約し、
無断キャンセルしたのでしょうか。
昨年の夏頃、複数の宿泊施設に予約したのは、
いたずらかと思いましたが実際に宿泊していることから、
仮押さえというつもりだったのではないでしょうか…。
予約した男性の存在がわかっていないため、
目的や理由はわかっていません。
予約を受けた宿泊施設側は、
料理等も準備しなければなりません。
お正月の繁忙期にこのような手口で予約するのは非常に迷惑ですね。
謝罪していたことが明らかに?!
実は、複数の宿泊施設を予約した男性のグループを名乗る男女3人が被害に遭った旅館を訪れて謝罪したことがわかりました。
このように報じられています。
那須塩原、那須、日光の温泉地のホテル・旅館で同じ名義人の宿泊予約の無断キャンセルが相次いだ問題で、予約した男性のグループを名乗る男女3人が被害に遭った旅館を訪れて謝罪したことが23日、分かった。3人は「(男性に)勝手に予約されていて、(無断キャンセルになったことを)知らなかった。申し訳ない」などと話したといい、那須塩原署でも事情を説明したという。
無断キャンセルは、男性の同一名義による宿泊予約で7施設、この男性と同じグループとみられる別の人物による宿泊予約で1施設あった。被害は計約300万円に上る。
関係者によると、7施設を宿泊予約した男性と同一グループを名乗る男女3人は23日午前、那須塩原市塩原の「湯守田中屋」を訪れ旅館側に謝罪。「予約した本人はいなくなり、行方が分からない。音信不通だ」などとも話したという。
同旅館の田中三郎(たなかさぶろう)社長(61)は「(3人が)突然来て驚いた」と話し「グループ側とコンタクトが取れたことは良かったが、予約した本人とは会えていない。今後のことは霧の中だ」と複雑な胸中を明かした。
一方、被害施設側は損害賠償請求なども視野に入れ、今後の対応について弁護士と協議している。
(出典元;下野新聞)
最後に
栃木県那須塩原の宿泊施設で無断キャンセル被害が相次いで発生している件について調べていきました。
予約していたことを知らず、無断キャンセルになってしまったと言っていますが、真相はわかっていません。
被害額は300万にも及ぶとされています。
被害施設側は損害賠償請求なども視野に入れているとの事ですが、請求されたとき一体誰が支払う事になるのでしょう…。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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