兵庫県尼崎市立尼崎高校の水泳部の顧問が不適切な対応をしたとして問題となっています。
その問題とは、水泳部員間でいじめがあり
被害生徒がいじめを顧問に相談したところ、
「うそをついた」などと言われ、
加害生徒側に謝罪させられていたということです。
問題が発覚したこの尼崎高校ですが、
昨年、体罰問題が発覚し教員6人が懲戒処分を受けています。
また、『兵庫県の学校問題?』『兵庫の学校ヤバすぎる』とコメントが寄せられています。
この件について詳しく調べていきます。
目次
報じられた内容
【不登校に】いじめ被害者が加害者に謝罪、顧問が指示 尼崎市の高校https://t.co/g2Q409Bbsu
女子生徒が、いじめの相談をした顧問に「嘘をついた」などと言われ、加害生徒側に謝罪させられていたことがわかった。
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 27, 2020
兵庫県尼崎市立尼崎高校の水泳部で昨年、2年生の女子生徒(17)が、いじめの相談をした顧問に「うそをついた」などと言われ、加害生徒側に謝罪させられていたとして、市教育委員会側が調査を進めていることがわかった。
同校はいじめ防止対策推進法の「重大事態」にあたると判断。女子生徒は謝罪後、急性ストレス障害などと診断され、不登校になった。
女子生徒の父親によると、昨夏、女子生徒は他の2年生の女子部員3人から無視されるなど仲間外れにされ始め、11月、これに気づいた男子部員らに相談するようになった。すると、女子部員3人から「男子に相談してるんちゃうの?」と言われ、怖くなって否定した。
だが、本当のことを言いたいと考えて男性顧問に相談したところ、3人の話を聞いた顧問から「男子部員に相談していないとうそをついた。仲間外れもうそ。3人に謝れ」と指示され、謝罪させられたという。
その後、女子生徒は登校できなくなった。母親が「このままでは部に戻れない」と別の男性顧問に解決を依頼したが、「時間が解決する」と取り合ってもらえなかったという。女子生徒は急性ストレス障害と診断された。部活を休みながら登校を再開したが、12月には不登校になり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたという。
(出典元;朝日新聞デジタル)
不適切な対応について
尼崎市の教育委員会や関係者によると、
市立尼崎高校の水泳部で、去年8月ごろから、2年生の女子生徒が他の2年生の女子部員3人から無視をされる、仲間外れにされる、悪口を言われるなどのいじめが始まったということです。
昨年11月ごろ、いじめに気づいた男子部員らに相談するようになった。
部活動顧問の教員1人や女子部員らが同席して話し合ったが、いじめはなかったとして女子生徒は謝罪を求められたという。
3人の話を聞いた顧問から「男子部員に相談していないとうそをついた。仲間外れもうそ。3人に謝れ」と指示された。
複数の部員の前で謝罪をさせられたと訴えています。
被害生徒の母親が別の男性顧問に解決を依頼したが、
「時間が解決する」と取り合ってもらえなかったという。
いじめを相談するのはとても勇気のいることなのに、このようなことになってしまいとても胸が痛くなります。
いじめに遭った女子生徒は不登校になり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたということです。
水泳部の顧問は誰?
不適切な対応をした水泳部の顧問について調べていきます。
いじめ問題に向き合わず、不適切な対応をした水泳部の顧問は2人。
いじめ被害を生徒から相談されていた顧問と、
被害生徒の母親から解決を依頼された顧問。
【名前】不明
【性別】男性
【年齢】不明
不適切な対応をした2人の水泳部の男性顧問は、年齢も公表されていません。
このようなニュースが報じられた際は、名前や顔画像は公表されなくても、〇代という年齢は公表されますが今回は報じられていません。
尼崎高校の水泳部のサイトを調べてみると、
顧問が3人いるようです。
顧問の名前は、
- 竹内 清
- 清水 一洋
- 岡村 匡弘
とありました。
(出典元;尼崎高校 水泳部)
尼崎市立尼崎高校の水泳部は強豪校のようです。
女子生徒は不登校に、退学も検討
いじめ被害を受けた女子生徒は、
心因性過換気症候群の診断を受けていたようです。
顧問同席の話し合いの後には急性ストレス障害と診断を受けた。
その後、女子生徒は登校できなくなった。
女子生徒と保護者はいじめがあったと顧問らに訴えたが認められず、
昨年12月に不登校となり、退学を考えているという。
被害に遭った女子生徒は水泳のためにこの高校にはいったという。
NHKの取材に下記の様に答えていました。
「水泳のためにこの高校に入ったのに、今はプールを見るだけでも怖い。一人一人の話を聞いて対応してくれていたらこうはならなかったと悔しい気持ちだ」と話しています。
(出典元;NHK)
学校の対応がヤバすぎ!昨年は体罰問題も
尼崎市立尼崎高校は、いじめ被害の件を保護者から訴えを受けていたが、言教育委員会に指摘されるまで報告していたなかったといいます。
市教委は昨年12月23日午前、保護者からの訴えを受けたが、学校は市教委に指摘されるまで報告しなかった。市教委によると、学校の管理職は同18日に保護者からの連絡でいじめを認知したという。市教委は「もう少し早く学校から報告があるべきだった」としている。
女子生徒は「誤解を解いてほしかったけど、学校は何もしてくれなかった」と話している。
(出典元;神戸新聞NEXT)
同校では、昨年5月に男子バレーボール部や硬式野球部での体罰が相次いで発覚。
学校や市教委への報告を怠ったなどとして教員6人が懲戒処分を受けています。
部活動のあり方の改革が進められていたという事ですが、何にも変わっていないように感じます。
ネットの声
生徒の悩みや相談を真剣に聞こうとしない教師が多すぎる。
情けないと思う。(出典元;Yahoo!ニュース)
教師も周りの生徒もクズ。
そんな高校行く価値ないね。(出典元;Yahoo!ニュース)
もー、兵庫県は隠蔽体質が染みついている。
(出典元;Yahoo!ニュース)
いろいろな部活で不祥事。
本質がわかる事案だな。(出典元;Yahoo!ニュース)
- 中2いじめの自殺の園田東中も尼崎。教師のいじめは東須磨。やばいな、兵庫。
- 生徒守る立場の教員が何やっとんねん
- 先生がダメダメ過ぎる 兵庫県教育委員会は何度も同じような過ちを繰り返して反省してない
- 何このグズ顧問 何で被害者が 謝罪をしなければいけないんだ
- なぜこんなに兵庫がおおい?
(出典元;https://twitter.com/livedoornews/status/1232862236923744256)
最後に
尼崎市立尼崎高校の水泳部の顧問がいじめに関する不適切な対応をした問題について調べていきました。
いじめをしていた加害側の言い分をうのみにして、
被害生徒に謝罪させるなんてひどすぎる話です。
ましてやこの顧問だけではなく、
ほかの顧問も真剣に向き合ってくれないなんて…。
市立尼崎高校では、去年、
男子バレーボール部や野球部で体罰が相次いで問題となっています。
学校自体に大きな問題があるのではないでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
兵庫では教員間のいじめ、体罰等が多く報じられています。
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