神戸市立学校に勤務する40代の男性教諭と30代の男性臨時講師が、同僚にカイコのさなぎを食べさせたり、丸刈りにさせたりする悪質なパワーハラスメントを繰り返していたことが28日、市教育委員会への取材で分かった。

市教委は同日、男性教諭を減給3カ月(10分の1)、臨時講師を戒告の懲戒処分とした。

市立東須磨小の教諭いじめ問題を受けて、各校でハラスメント行為の有無を調査する中で発覚した。

処分を受けた40代教諭は市教委に対し「いじめているつもりなく、その場を盛り上げるつもりだった」と説明したという。