20日12時頃、雨上がり決死隊・宮迫博之さんと、ロンドンハーツ1号2号・田村亮さんが謝罪会見をすることが自身のTwitterに投稿されました。
宮迫さんと田村さんは、カラテカの入江慎也さんの繋がりで社会的勢力との関係が発覚。
当初ギャラを受け取っていない嘘をついていたことでさらに信頼がなくなってしまいました。
この問題で田村さんは吉本興業から謹慎処分を受けています。
宮迫さんも謹慎処分を受けていましたが、昨日(19日)発売のFRIDAYに金塊強盗犯の主犯格と”ギャラ飲み”をしていたことが掲載。
それが決定打になったのか、19日に吉本興業とのマネージメント契約を解消したことが発表されたばかりです。
【FRIDAYに掲載されている内容はこちらからお読みいただけます】 |
この記事では謝罪会見の内容をまとめていきます。
目次
Twitterの投稿
宮迫さんのTwitter投稿↓↓
このたびは、多大なるご迷惑をおかけし、大変お待たせしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。亮と2人で本日午後3時から謝罪会見を開きます。各メディアを通じてにはなってしまいますが、皆様の前で、自分の言葉で事実をお伝えし、謝罪をさせてください。
— 宮迫 (@motohage) July 20, 2019
田村さんのTwitter投稿↓↓
私、ロンドンブーツ1号2号田村亮は、雨上がり決死隊宮迫博之と、本日午後3時から謝罪会見を開きます。これまで長い間、会見を開くことができずに、本当に申し訳ございませんでした。
— 田村亮 (@ryolondonboots) July 20, 2019
会見を拒否したと報道されていた宮迫博之
【宮迫 自ら引退会見ドタキャン】https://t.co/HoQRc8FAwz
吉本興業は19日、宮迫博之との契約解消を発表した。宮迫は一度は引退を申し出て、引退会見の会場まで同社が押さえたが、寸前で自ら「契約解消でいい」と告げたという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 19, 2019
宮迫さんは、当初進退について19日のお昼に都内のホテルで会見を行う予定でした。
ですが宮迫さんは、「会見はやりません。契約解除でいいです」と会見の実行を拒否。予定されていた会見の打ち合わせにも参加しなかったことが明らかになっています。
一夜明けた今日、
なぜ謝罪会見をすることになったのか不可解でした。
ですが、今回の会見で、追い込まれた状態であったことが明らかになりましたね。
後ほど詳しく会見の内容を記載しております。
吉本興業を通さず会見を開く
【宮迫と亮 吉本を通さず会見へ】https://t.co/UIH9Z3Lkpw
闇営業問題で謹慎中の田村亮と宮迫博之が20日、ツイッターを更新し、謝罪会見することを明かした。吉本興業の関係者によると、事務所を通してセッティングされた会見ではないという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 20, 2019
今回セッティングされた謝罪会見。
吉本興業の関係者によると、吉本興業側は関わっていないという事が報道されていました。
宮迫さんは、契約解消されているけど、田村さんに関してはまだ契約は結ばれているので大丈夫なのか?と思っていましたが…。
宮迫さんのTwitterに投稿されていた”自分の言葉で”というワードが関係しているのでしょうか。
”直会見”といことですが、なんか吉本興業の闇の部分を感じたのは私だけでしょうか。
地獄へのカウントダウン。亮さん、記者会見に出席した時点で「契約解消」らしいですね…。今からでも断れば?
— MicroCatfish (@MicroCatfish) July 20, 2019
このTwitterでも上がっていたように、
記者会見の途中15:30頃、田村亮さんの契約解消が速報で発表されました。
記者会見の内容
15:00からライヴ配信で始まった
宮迫さんと田村さんの謝罪会見。
ニコニコ動画の生配信の様子です。
これは、会見が始まる10分前の様子。
会見は約2時間半にも及びました。
「16:45ごろに15分後の17:00に休憩を挟みます」と司会者よりアナウンスがはいりましたが、休憩することなく2時間半続きました。
15:00になり2人が登場。
まずはじめに頭を深く下げ謝罪。
宮迫さんが発言。
まず、初めにこういった会見を自分たちで開くのが初めてなので…
急に集まっていただいて外にもたくさんの記者の方々は入れないと伺っています。
手作り過ぎて行き届かない事ばかりで申し訳ございません。
こういった会見の場所、機会を与えていただき、皆様にお集まりいただいたのは
詐欺に遭われた被害者の方々、そのご家族、親族の方々にとんでもない不快な辛いな思いをさせてしまっていることをお詫びさせてください。
本当に申し訳ございませんでした。
(15秒ほど頭を下げる)
そして、世間の皆様、我々の事を応援してくださっている方々、とんでもない取り返しのつかないことを、迷惑をかけてしまっている関係者の方々、そして不快な気持ちにさせてしまっているすべての皆様にお詫びさせてください。
本当に申し訳ございませんでした。
(15秒ほど頭を下げる)
続けて田村亮さんが自分の口からも謝罪を伝えさせてくださいと発言しマイクをにぎりました。
詐欺被害に遭われた方々、そしてその親族の方々、友人の方々。
本当に不快な気持ちにさせてしまい、嫌な気持ちにさせてしまい本当に申し訳ございませんでした。
(10秒ほど頭を下げる)
僕の弱い部分のせいで、人としてダメな部分のせいで虚偽の説明をしてしまいその行動・言動によって不快な気持ち、不信感を抱かせてしまった方々、嫌な気持ちにさせてしまったすべての方々、本当に申し訳ございませんでした。
(10秒ほど頭を下げる)
宮迫さんが
今回、このような大きな騒動にしてしまったのは、僕の保身からくる軽率な嘘から始まっています。
そのせいで、後輩たちも巻き込んでしまいました。
今回の騒動の全責任は僕にあります。僕のせいです。
本当にすみませんでした。
言葉を詰まらせながらも何度も田村さんと頭を下げました。
登場から約7分30秒、席に着き質疑応答が始まりました。
マスコミからの質問は、
「契約解除を申し出た経緯」、「なぜ嘘をついていたのか」、「記者会見をしなかったのか」、「この会見内容では嘘はついていませんか」、「引退はするのか?」、「吉本興業に対してどう思うか」、「反社会的勢力とのつながりはあるのか」「FRYDAYで掲載された金塊強盗犯との飲み会は真実か」など質問がされました。
質疑応答の中で明らかになっていく真実。
個人的な意見ですが、
宮迫さんは芝居がかった演技のような謝罪会見だったなという感じでした。
田村さんは、誠心誠意謝罪しているような気持ちが伝わってきて、これからもがんばれ!と応援したくなるような印象でした。
吉本興業の岡本社長の圧力
詐欺被害者から奪い取られたお金を受け取っているんではないか?という報道を目にして情けなく、申し訳なく、自分の事が許せなくなり、吉本社員に何度か「会見を開いていった方がいいのではないか?」言ったが、「会社としては静観です」と言われ続けたといいます。
6月24日、会社に全員が呼ばれ、「全員謹慎です。」と告げられたようです。
田村さんが「記者会見をやらしてください。全部自分たちの口で事実を伝えさせてください」と声をあげました。
けど、吉本側は「だめだ。記者会見をさせるつもりはない」ときっぱり言い放ったようです。
田村さんは、辞めてでも僕一人でも記者会見をさせてくれと言ったようです。
その時に、吉本興業の岡本社長が言った言葉が衝撃的な内容だったのです。
ここから吉本興業の闇が明らかになっていきます。
岡本社長は、そこにいた弁護士、社員全て出ろと言い、
部屋には岡本社長、宮迫さん、田村さん、ガリットチュウの福島さん、HGさんの5人だけになりました。
岡本社長が言った言葉は、
「お前らテープまわしてないやろな?」
「亮、ええよ。お前辞めて一人で会見したらいいわ。やってもいいけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな」
「それでもええんやったら記者会見やれ」
「オレにはお前ら全員クビにする力があるんや」
そう言われたといいます。
この会見が行われない限り、明らかにならなかった岡本社長の脅しともとれる発言。
この脅しがあったせいで、記者会見を開くことが出来ず謹慎中もワイドショーや報道番組で先輩、後輩仲間たちに辛い思いをしながらコメントしなければならない、申し訳ないことをしたと言っていました。
一日でも早い会見を求めたが吉本の対応は…
7月8日に宮迫さんと田村さんは会社に行き、
宮迫さんが「僕が全責任を負い引退するんで、引退会見でもいいんで謝罪をさせてくれ」と嘆願。
岡本社長は「引退はさせない、させるわけにはいかない」と言いました。
ですがそのあとに、「わかった。引退会見はさせてやる。期間はこちらで決定する。それがいつになるかは明言できない」と言いました。
宮迫さんたちは「一日でも早く、今すぐにでもいいから会見やらしてくれ、会社のためにも早くした方がいい」とお願いしましたが、「それはできない、期限はこちらで決めるといいこっちの権限だ」の一点張り。
宮迫さんは「僕とみんなの罪の重さは違うので、謹慎期間を短くしてあげてくれ」とお願いし、岡本社長はわかったといった。
ですが、宮迫さんはおそらくあの空気感やあの感じは、ひと月ふた月待たされて結果、うやむやにされるのではないかという不信感があったようです。
なので、自分たちに弁護士をつけることにしたようです。
そこから話が進展していったといいます。
引退会見をするか契約を解消するかの二者択一
弁護士がついて、話が進展していった矢先です。
7月18日、宮迫さんたちの弁護士のもとに書面が届いたようです。
その書面の内容は
『宮迫さんと田村さんの引退会見』
もしくは、
『二人との契約解除』
どちらかを選んでください。
という内容がいきなり送られてきたようです。
謝罪会見をさせてもらえると思っていたのに、どうしたらいいのかわからなかったといいます。
弁護士をつけている状態では、岡本社長と直接話すことが出来ないらしく、いったん弁護士を解除し、話をするために宮迫さんと田村さんは本社に行き、部屋に通されました。
部屋に来たのは吉本興業側の弁護士二人だけ。
岡本社長はいませんでした。
弁護士に「宮迫さんと田村さん二人の引退会見。それを拒むなら契約解除。このどちらかの決定は揺らぎません。」と言われました。
直接岡本社長と話をしたいと言っても無理だと断られました。
宮迫さんは「当初言ってた通り、僕一人の引退会見で全責任を背負ってやりますのでやらしてください」と言いました。
ですが、吉本側から言われたのは
記者会見をやるなら、明日12時引退会見です
2時間後からこちらが考えているQ&A、練習してもらいます
引退会見をするなら、2時間後こちらに戻ってきてください
宮迫さんは田村さんと一緒に会社を出ました。
会社主導の引退会見。当初お願いしていた生放送という事も叶わず。
そうなるのなら、会社を辞めて自分たちでしようという判断になり今回の謝罪会見に至ったという事です。
昨日までメディアに出ていた情報とは全く異なる新たな事実が発覚しました。
引退はするのか?
宮迫さん、田村さんは「引退するのか?」という質問には、
2人とも引退は考えていないとコメント。
引退を否定しています。
田村さんに関しては、記者会見中に吉本興業との契約解消が発表されていました。
でも田村さんは、2日前(18日)に引退会見か契約解消かのどちらかで、引退会見をしなかったので、すでに契約解消されたと思っていたようです。
だから、今回この会見をしようとなった。なぜ宮迫さんだけがメディアに発表されたのか不可解だったと言っていました。
嘘は一切なしの真実のみ謝罪会見、反社会的勢力との関係
マスコミからの質問で
「質問の前に確認をしたいことがあるのですが、今までの経緯がありますので…今日、会見で話していただくことはすべて真実で本当だという事でよろしいでしょうか」
という質問に対し、宮迫さんは
「もちろんです。すべて本当です。」
と答えました。
田村さんも横で大きく頷いていました。
この前置きから、
反社会的勢力について、先日FRIDAYに掲載された金塊強盗犯とのギャラ飲みについて質問されました。
「反社会的勢力との繋がりはあるんでしょうか?ないんでしょうか?
週刊誌の記事である記念撮影はどういった経緯で撮影されたのでしょうか?また、ギャラの受け取りがあったのかどうか教えてください」
これに対し宮迫さんは
3年前の記憶ですが、写真を撮った記憶はうっすらあります。
中学の同級生とそのお店にいっています。
トイレから出てきたところを写真撮ってくれと言われ撮った、ただ、それだけの事です。
当時のお店の店長さんと連絡を取ることができ、店長さんが証言してくれたようです。
当時の店長さんは
宮迫さんがトイレから出たところを囲まれたので、僕が止めに入りました。
宮迫さんは写真ぐらいいいよと言って撮ってらっしゃいました。
ただそれだけです。
お金の授与なんて全くないです。
僕が証言します。
宮迫さんはこれが真実です。と述べました。
宮迫さんは、その時撮影した金塊強盗犯に入れ墨が入っていることは一瞬で全く気付かなかったとしています。
FRIDAYに掲載された内容と全くことなることが明らかになりました。
「掲載された内容が全く違うという事で法的手段とか全面対決を考えるか?」という質問について
宮迫さんは
現状はそこまで考えられる精神状態でもない。
訴訟といことをしたことがないので、それでもしも家族にまた迷惑をかけるとかを考えると現段階では考えてはいない。
今後はわからないが。
今回、このような場で本当の真実を伝えることが出来、自分の潔白は気付いてくれたと思うので訴訟問題は考えていないとしました。
なぜ嘘をついてしまったのか?
この件がこんなにも大きくなったきっかけは、嘘をついていた事ですよね。
「なぜ嘘をついたのか」という質問に対し
宮迫さんは、
まぎれもない僕の保身です。
最初は軽い気持ちだったと思います。あってはならないです。
そのあとに、被害に遭った方々の悲しみ苦しみ、こんな歳にもなってこんなことにも気付けない浅はかな、軽率な考えです。
「先輩の芸人さんにはどんな思いで嘘をついていたのですか?」
に対し、
そこに関しては…
(しばらく沈黙が続きました)
かえしようのない…返せるわけもない…たくさんの恩をいただいている先輩方に軽い気持ちで勝手な自分の思い込みの解釈で金をもらってないと言ってしまった、取り返しのつかない事ですので…
お会いすることが出来ません。
と言葉を詰まらせながら、涙をこらえ質問に答えました。
田村さんはこのように答えました。
嘘をついてしまった場面というのが、敦に対して、Twitter、ラジオの生放送なんですが。
ラジオの生放送のときは、吉本に本当の事(お金の事)を告げに行った日でした。そのままの足でラジオに行くぎりぎりまで協議して静観という答えになって、そこにいる先輩方、リスナーに対し、答えられませんと…。本当の事を言えばよかったのに嘘をついてしまい。
すみませんという言葉では足らないと思いますが、申し訳ないとしかいいようがありません。
すみません。
すべては、宮迫さんの軽率な考えから始まった嘘によりこのような大きな問題になったことをとても反省していました。
吉本興業に対する思いは?
今回の会見で吉本興業に対してかなり暴露に近い話をしました。
「吉本興業に対しどのような思いがあるのでしょうか?」
という質問がありました。
宮迫さんは、
こんな事実ではあるにしても、こんなことを言うか意見がしたかったわけではないんです。
僕たちは詐欺被害に遭われた方々であったり、僕らを信用して笑ってくれていた方々にただ謝罪がしたかっただけなのです。
ただ、事実をことこまかくしゃべると、今の事形になってしまっているのは正直不本意なんですが。
大阪人に生まれて、子供のころからたくさん笑わせてもらっている吉本興業に18歳で入らせてもらってこんなアホを30年間、育ててくれた吉本興業に対しての、感謝しかないですよ。
感謝しかない。
こんなことしたいわけないじゃないですか。
育ててくれたことに感謝し泣きながらコメントしました。
田村さんは、
僕もほんとに一緒です。
宮迫さんと記者会見を開きたいとずっと言ってきたことも、会社を攻撃することなどそんなこと、1ミリも考えていなかったです。
自分たちのことを育ててきてくれた会社に対して、そのようなことをおもっていない気持ちすら伝わっていない。
途中で僕らが弁護士を立てた理由も、元々そうゆう理由ではなかったし。
吉本の弁護士さんはどうしても吉本の目線になってしまうので、もっと関係のない第三者という形で弁護士を入れたいといった時、吉本の方も『おっ、いいやん』ってなっていたのに、実際に弁護士さんが来ると態度が変わったように感じた。
そこから、吉本の弁護士さんとしかお話できなくなって、僕たちも一方的に言われたり、記者会見の話が進まなかったり、不信感が出てきました。
元々、謝罪会見がしたい、世間の皆様に謝りたいといことだったのに、話が変わっていき、ネットとかで話が見えるようにしてもらえませんか?と言うと『いやいや、そんなんこっちできめるから』と。
僕がすごく不信に思ったのが、『在京五社・在阪五社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫やから』と言われました。
僕らからすると何が大丈夫かよくわからないですけど、僕たちが言う事が本当の気持ちが伝わるか不安になったり、ネットの事とかを止めようとした利したように感じてしまい、とても不安になったり、元々好きだった会社なのにこういう風に変わっていくんだという風にどんどん思いが募っていき、吉本に対してどうっていうよりはファミリーだと言ってくれていた方がこういう風に変わっていくんだということにびっくりしている感じです。
と答えました。
最後に
今回開かれた緊急謝罪会見。
宮迫さんと田村さんは時折涙を見せながら、真実を語ってくれました。
今回の記者会見が開かれて本当に良かったと思います。
吉本に対する、闇の部分が明らかとなった謝罪会見でした。
全ての発端は、入江さんであって田村亮さんは何も悪くないじゃんと思いました。
宮迫さんの軽率な考えでお金貰ったことは内緒にしようという事になり、嘘をつくことになった田村さん、福島さん、HGさん。
田村さんは、少しやつれたような顔をしており心配です。
記者会見中には、それぞれの相方に対する思いを述べておりました。とくにロンドンブーツのコンビ愛はとても素敵なものだなと感じました。
それにしても、吉本興業のパワハラは今後問題になりそうです。
どのような動きになるか注目されそうですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント