鹿児島実業の男子新体操が面白すぎ!樋口監督は怒られ反省文も!

スポーツ

皆さんは鹿児島実業高校の男子新体操部をご存じでしょうか。

新体操なのに自然と笑ってしまうというユニークなパフォーマンスを披露しています。

 

まずはこの動画を一度ご覧ください↓↓↓

いかがでしょう、このコミカルな演技。

自然と笑ってしまうし、見入ってしまいませんか?

 

このチームを率いる監督は、樋口靖久監督。

 

実は、新体操の世界では「なんだあれは」と批判も多く監督自身、白い目で見られたりすることもあれば、大会中に審査員や審判に怒られることがあるといいます。

 

でも、観客からはとても面白いと好評で、動画サイトYouTubeに投稿されたり、SNSで拡散されたりして多くの人に新体操を見てもらえるといいます。

 

また、メディアにも注目され、取材やテレビ出演もしています。

そんな鹿児島実業高校の男子新体操部や樋口監督について調べていきます。

 

目次

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「真剣にふざける」が鹿実のスタイル

鹿児島実業高校の男子新体操部は、インターハイの常連校でとてもレベルの高いチームです。

 

監督をはじめ、チームみんなが「観客を楽しませること」をモットーに演技を披露するんだとか。

観客を楽しませることを第一にした結果、このような魅せる演技になったのですね。

真剣にふざける」というスタイルで観客を魅了し、ファンが増えているというわけですね。

 

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鹿児島実業高校 男子新体操部の実績は?

鹿児島実業高校は、通称、「鹿実(かじつ)」とか「実業(じつぎょう」など言われています。

鹿実は、スポーツがとても盛んです。

サッカーでは、日本代表にも選ばれた遠藤保仁選手や多くのJリーガーを輩出している全国屈指のサッカー名門校。

また、野球部も甲子園に出場し優勝したり元読売ジャイアンツの定岡正二選手など多くの野球選手を輩出しています。

他にも、ラグビーや陸上、剣道など強豪校として知られています。

 

もちろん男子新体操部も負けてはいません。

鹿児島実業高校のHPによると、男子新体操部は昭和59年に創部され、これまで団体・個人ともに何度も全国大会に出場し、優秀な成績を残しています。

  • 県大会32年連続団体優勝
  • 全国高校総体団体4位(1回)
  • 国民体育大会4位(1回)
  • 県知事褒賞3回受賞
  • 南日本スポーツ賞3回受賞

(出典元:鹿実 体操部サイトより)

 

「真剣にふざける」というスタイルで人々を魅了し、多くの賞を獲得しているのですね。

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樋口靖久監督について

このチームを率いている樋口靖久監督について調べていきます。

(画像元:THE ANSWER)

名前樋口 靖久

(ひぐち やすひさ)

生年月日1971年4月28日生まれ
出身地鹿児島市
監督就任2001年より監督就任

樋口監督自身も鹿児島実業の新体操部のOBです。

鹿児島実業卒業後、国士舘大学に進学。

国士舘大学 新体操部で日本一になった経歴を持っています。

大学卒業後、1995年から鹿児島実業高でコーチを務め、2001年から監督に就任し、あのコミカルな演技作り上げています。

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いつからユニークでコミカルな演技をするように?

過去の取材に、いつからどのようなきっかけであのコミカルな演技をするようになったのか?という質問に対し、樋口監督は下記のように答えていました。

『うちは強いチームではなかったのでインターハイも毎回は出られなかった。

だから、たまに出たときくらい印象に残る演技をしたいと思って考えました…』

また、「ビデオを早送りされない演技をしたかった」と語る樋口監督。

たしかに、あの演技は最後まで見入ってしまいます。

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当初の部員は反対していた?

今はコミカルな音楽や振付で魅了する鹿部の男子新体操部。

この鹿実のスタイルは定着していますが、このコミカルな音楽や振付を当初の部員は躊躇したといいます。

会場の笑いを誘うなんて、こんな新体操あるのか?と疑問を持つ部員もいたようです。

 

しかし、いざ観客の前で演技したときの観客の反応に自信を付けました。

今では「観客が楽しめる演技」をモットーに自分たちでもよりアピールできる動きを考え、提案し、魅了する演技を披露しています。

では、鹿実で新体操がしたいといって入部する生徒も多くなったといいます。

 

今では地元鹿児島の県のPR動画に出演したりすることもあり、鹿児島県民の自慢の新体操部となっているようですね。

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樋口監督は審判から怒られることも?

毎年どんなコミカルな演技を魅せてくれるのか各メディアや新体操部ファンから注目されている鹿児島実業の男子新体操部。

 

そんな鹿実の演技ですが、コミカル過ぎて怒られることもあるといいます。

毎年、審判に呼び出されることが恒例だとインタビューに答えていました。

 

これは、全員がモヒカン頭にしたことが話題になりました。

髪型に規定はなかったため選曲のウルトラマンにあわせ髪型をモヒカン頭にして演技を披露しました。

しかし、監督は、怒られ反省文を書くはめになったようです。

 

その他には一休さんを披露したときのお話。

2012年に『一休さん』をやったときは、生徒が丸坊主になって演技をして、私も坊主頭なので、白い和風スーツを着て一緒に演技をしてみたのですが、めちゃくちゃ怒られました。

出典元:THE ANSWER                                        

という、経験を語っています。

下記の動画は別の大会のになるのですが、演技のラストあたり(3分30秒あたり)に監督が出てきて一緒に演出しているのがわかります。

こんな感じで、2012年の大会で披露し怒られたのではないでしょうか。

大会に規定はなかったようですが、グレーゾーンを攻めすぎたようですね。

 

また、他にも顔を白塗りにしてゴールデンボンバーを披露し、怒られたりしたようです。

 

毎年怒られていた樋口監督は、もう怒られたくないと2018年のインターハイではこのような演技・構成を作ったようです。

「ギャランドゥ」をやって、下腹部から胸元までの体毛を模したコスチュームにするなどいろいろとやったのですが、もう怒られるのは嫌だなと思って、演技の最後に和田アキ子さんの『笑って許して』を入れて、生徒が頭を下げるポーズにしました。

演技構成は基本的に生徒のアイデアを入れ込んで作るのですが、最後のポーズだけは、僕のためにやってもらいました。

それでも怒られて『笑って許してもらえなかった』というオチがつくかなと思っていたのですが、初めて怒られず、許してもらえました(笑)」

出典元:THE ANSWER

すべては、観客を楽しませるということもモットーに怒られてまでも私たちに笑いを届けてくれるエンターテイナーと言っても過言ではないですよね。

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地元鹿児島では西郷どんでPR動画も

地元である鹿児島では『西郷どん』に扮して踊る鹿児島をPRしたムービーに出演。

2018年1月7日から同年12月16日まで放送されたNHK大河ドラマ『西郷どん』。

西郷どんに扮し、鹿児島の観光やグルメ、温泉などさまざまな名所を紹介しています。

コンセプトは「西郷どんも知らない!?鹿児島市」。

太い眉毛に着物姿の“西郷どん”が明治維新の1868年から2018年にタイムスリップし、愛犬ツンと一緒に市内各地を巡る設定になっているようです。

撮影は12月に3日間かけて行われ、CGは一切使わずに撮影されているんです。

コミカルな動きはやはり見ている人を楽しませてくれますね。

 

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最後に

ユニークで特殊な演技を披露する鹿児島実業の男子新体操部。

新体操の世界では批判も少なからずあったといいます。

ですが、こんなにも人気なのは監督はじめ部員は「観客が楽しんでもらう」という事を

モットーに批判に負けず練習を頑張ってきたからですよね。

 

鹿実の大会のYouTubeを見るとわかりますが、演技が始まる前からざわざわと会場がざわつき期待されている様子がとても伝わりますよね。

 

男子新体操って知名度も低ければ競技人口も少ないですよね。

この鹿実の新体操をみて、少しでも男子新体操の事を知ってもらえるいい機会になればいいですね。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございます。



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