兵庫県尼崎市にある尼崎北郵便局で「切手売ってくるまで帰ってくるな!売れなかったら自腹切れ!」という内容のパワハラメールが配達員全員に送られてきたとTwitterで話題になっています。
尼崎北郵便局のパワハラメールは写真付きでツイートしており、部長の名前まではっきりと写っています。
郵便局は、かんぽ生命の不正販売や年賀状にノルマがあり、職員が自腹を切る自爆営業が問題となっていました。
今回、尼崎北郵便局のパワハラメールが話題になっていますが、過去にも同郵便局でパワハラを告発していたツイートがありました。
目次
尼崎北郵便局の部長がパワハラメール
尼崎北郵便局から配達員全員に送られてきたとして
パワハラをTwitterユーザー写真付きで告発しています。
《パワハラメール》
本日、尼崎北郵便局からこのようなメールが配達員全員に送られてきました。内容を要約すると「切手売ってくるまで帰ってくるな!売れなかったら自腹切れ!」です。見事なパワハラメールです。この会社はかんぽ生命の件を全く反省してないみたいです。 pic.twitter.com/NM0Pm3KRpY— なにがし (@ryohey28) March 16, 2020
メールの内容は、
業務命令
携行販売(おもてなしの花)必ず販売して帰局してください。
返納は受け付けません。
とのこと。
内容を要約すると「切手売ってくるまで帰ってくるな!売れなかったら自腹切れ!」
メールを送信した部長の名前までしっかりと写っています。
(※名前は隠させていただきました)
ちなみに売ってこいと言った切符は2020年3月3日から販売されている『おもてなし花シリーズ 第13集』で下記の切符のようです。
(出典元:郵便局)
部長の処分はどうなる?
このパワハラメールを告発したTwitterは2万件以上もリツイートされています。
さらに、ニュースでも取り上げられていました。
J-CASTニュースによると、
日本郵便の広報室は3月17日、尼崎北郵便局の部長が集配社員約130人にこのメールを送ったのは事実だと、J-CASTニュースの取材に認めた。
自爆営業を強いるようなパワハラがあったかなどについては、こう話した。
「詳細な事実関係を調査しており、必要があれば厳正に対処します。部長については、本日付でこの職務から外しました」
内部情報や個人名を晒されたことについてどう考えるかについては、「調査で確認しているところです」とだけ答えた。
(出典元:J-CASTニュース)
あの業務命令のメールを130人の配達員に送信していたことがわかりました。
この部長は職務から外されており、今後調査して行くとの事。
2019年にも尼崎北郵便局でパワハラ告発されていた
2019年8月にTwitterユーザーが尼崎北郵便局のパワハラを告発していました。
転載です!
尼崎北局長、大道透の悪事を決して許してはいけない。私利私欲のために独断で意味不明な配置転換を繰り返し現場は困窮。
些細な事でも始末書の提出を要求、従わなければ訓告処分。パワハラは日常茶飯事。着任1年半で50人近くの正社員、期間雇用社員が退職。— 郵政期間雇用社員でした。 (@ttwi_twitte) August 15, 2019
このツイートでは尼崎北郵便局の局長・大道透が次のような事をしてきたと告発。
- 私利私欲のために独断で配置転換
- 些細な事でも始末書の提出
- 従わなければ訓告処分
- パワハラは日常的に行われている
尼崎北郵便局の局長・大道透が着任し、
1年半で50人近くの従業員が退職しているとのこと。
かんぽ生命の不正販売や自爆営業など不祥事が問題に
2019年6月以降にかんぽ生命の不正販売が大きくメディアに取り上げられて以降、郵便局の不祥事が大きく取り上げられています。
現実離れのノルマなお
かんぽ不正販売 発覚後も現場に圧力
8日に大阪府内の郵便局幹部に上司から送られたメール。
局員にノルマ達成の圧力をかけるよう指示していた。 pic.twitter.com/nnk3BYwbOF
— しもじ (@Shimoji2) July 12, 2019
郵便局幹部二人が破棄するべき切手を金券ショップに持ち込み、3年間で5億4千万円に換金していたことが発覚。
また、年賀状のノルマ問題。
2020年2月、日本郵便の衣川社長は年賀状などの販売ノルマを達成できない郵便局員が自腹で買い取る「自爆営業」が今も続いていると明らかにします。
ノルマを課さないという発表があったにもかかわらず、現状は変わっていないとの事。
『ノルマ』という言葉を使わず、『目標』という風に言い換えただけで自爆営業せざる得ない状況という中身は変わっていないようです。
尼崎北郵便局の評判は?
Twitterで2度もパワハラが告発されている尼崎北郵便局の評判を調べていきます。
Googleマップの評判は次の通り。
(画像:Googleマップ)
通常窓口の対応は丁寧という声は多かったものの、
電話対応やゆうゆう窓口がかなり雑で愛想がないというような口コミが多かったです。
今回パワハラの件を記載している方もいました。
ネットの声
またまたテレビが賑わいますね。
あんだけ叩かれてもまだ懲りないとか
こんな事は許されない! 拡散しましょう
典型的な時代遅れの無能管理職ですね。
部長の器じゃないよこの人
役職剥奪等の処罰を求めます
味方になるわけではないが、部長より上からの圧力もあったかも知れない。根が深い。
かんぽ詐欺の延長やないかい
パワハラメールに関し『ありえない』『あれだけ問題になったのに未だに自爆営業続いているんだ』など同情する声が多く寄せられていました。
一方、『自作自演では?』『部長の実名公表はしない方がいい』という声も寄せられていました。
最後に
尼崎北郵便局の部長が配達員全員にパワハラメールを送ったTwitterが話題になっている件について調べていきました。
今回の件が真実なら、なんにも変わっていないのでしょう。
実際に衣笠社長も「一部の現場で徹底されていないため自爆営業が完全になくなっている状況じゃない」とコメントしていますし…。
一部の現場というのは、尼崎北郵便局のことかもしれないですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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