大手楽器メーカーの『ヤマハ』の研究開発部門に所属していた30代の男性社員が上司のパワハラにより体調を崩し、2020年1月に自殺していたことが報じられました。
上司は研究開発部門の執行役員だった50代男性。
この上司は懲戒処分ではなく2020年3月末で退職扱いとの事。
上司は誰だったのか、パワハラの内容について調べていくとともに、ネットの声をまとめていきます。
目次
ヤマハの男性社員が上司のパワハラにより自殺していた
ヤマハの男性社員が上司のパワハラにより自殺していたことが朝日新聞で報じられました。
会社や関係者によると、亡くなったのは研究開発部門の30代の男性社員。昨春、課長職に起用されたことで、研究開発部門の執行役員だった50代の上司の男性と接する機会が増えた。上司は2017年に他社から中途採用された。
会社によると、男性社員は、昨年6月ごろから体調を崩し、精神科を受診。11月から休職して実家で療養していたが、今年1月、自死した。社内の通報窓口に昨年末、男性へのパワハラを示唆する情報が寄せられていたという。
ヤマハは、男性の死を受け、第三者の弁護士に調査を依頼。男性が体調を崩したのは、上司によるパワハラ行為の影響があったと認定し、上司を3月末で退職扱いとした。上司は1月から出社していないという。
(出典元;朝日新聞)
パワハラをしていた上司は誰?
(画像:FNN)
パワハラをしていた上司についてまとめていきます。
ニュースではパワハラ上司の名前は公表されていません。
わかっているのは以下の通り。
- 50代男性
- 研究開発部門の執行役員
- 自殺した30代男性が2019年から課長に課長職に起用され、接する機会が増えた
- 上司は2017年に他社から中途採用された
パワハラ上司は森田浩一?
上司は研究開発部門の執行役員だった50代男性で、2017年からヤマハ務めているとのこと。
ヤマハのHPから役員一覧を調べてみると、
技術本部研究開発統括部長に”森田浩一”という方の名前が出てきます。
画像:ヤマハHPより
HPには“2019年6月25日現在”と記載がありました。
森田浩一氏は、研究開発部門の執行役員だったことがわかります。
しかし、現時点では森田浩一氏の退任の発表等はされていません。
【追記】
退任の発表はされていませんが、2020年3月5日発表〈執行役の異動〉には
”技術本部研究開発統括部長”が森田浩一氏の名前がありませんでした。
違う役員の名前に変わっています。
画像:ヤマハ
また、日刊工業新聞が森田浩一氏の特集をしていました。
顔画像や、過去ブリヂストンでも執行役員を務めていたことが明らかになりました。
画像:日刊工業新聞
画像:Car Watch
※森田浩一氏が技術本部研究開発統括部長を務めていたことがわかりましたが、パワハラの事実については一切わかっていません。
パワハラの内容について
研究開発部門の執行役員だった50代の上司の男性から受けていたパワハラについて調べていきます。
自ら命を絶った研究開発部門の30代の男性は、昨春、課長職に起用され、上司と接する機会が増えたという事です。
男性社員は、昨年6月ごろから体調を崩し、精神科を受診。
11月から休職して実家で療養していたが、今年1月、自死した。
春に課長職に起用され、わずか数カ月で体調を崩しています。
パワハラの内容については
- 業務内容について叱責された
- 厳しい指導を受けた
ということが報じられていますが、
詳しい内容については公表されていません。
わずか課長職に起用されてからわずか数カ月で精神科を受診していることから、かなり厳しい言動をされていたのではないか…と推測します。
ネットの声
30代で課長職になれたぐらいだから、優秀な人材で本当に惜しいと思います。研究職の環境はよくわかりませんが、個人同士でやりとりする環境なので、周りの目が少ないからこうしたことが起きやすいのでしょうか。
死なないとパワハラなんてほぼ認められない。
労基は労働時間さえ守ってたら何も言えない。
企業は労基の指摘範囲以外はもみ消す方法を知っている。弁護士も労基対策でついているのがほとんど。
もう通報受けたら即引き離して調査にはいらないとダメだよ。
通報あったんだから100%会社の責任です。
50代かぁ~厄介な世代だよね~昭和の精神論とバブルの成功体験にしがみついて
結局現状を顧みることができない典型的なオジサン世代だからね・・・聞きかじりにビジネス論なんかをさも自分の考えのように発言するのもこの世代だよね。
まぁ本人は『自分の若いころはもっと厳しかった』くらいにしか思ってないんじゃないのかな・・・?
パワハラなのか指導叱責なのかの線引きをちゃんとしないと、
双方ともに不幸になりかねない。
「内部通報まで気がつかなかった」って、近くで仕事をしてた管理職は絶対に気付いていたはず。また役員は職場相談問題を人事に丸投げしていた証拠である。
最後に
ヤマハの30代男性社員がパワハラにより自殺していたことが明らかになりました。
パワハラにより命を絶つニュースが後を絶たないですね。
最近では三菱電機の社員や、木曽路の社員がパワハラによって命を絶ったというニュースが報じられていました。
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ニュースで取り上げられているのはごく一部で、まだまだブラック企業はあるんだなと感じます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント
こういうブランドイメージを堕とす様なパワハラ人材は採用してはいけない。
加害者の元執行役員は刑事事件で裁かれるべき。