今年も夏の甲子園の時期がやって来ました。
現在、各県甲子園の切符を獲得するために、汗を流し熱い戦いを繰り広げています。
毎年、高校野球には注目される選手が出てきますよね。
今年は高校ビッグ4と呼ばれるピッチャーが4人います。
全員150キロ越えの球をなげます。
2019年の高校ビッグ4と呼ばれる選手は、
- 岩手県大船渡高校の佐々木朗希選手、
- 石川県星稜高等学校の奥川恭伸選手、
- 岡山県創志学園高等学校の西純矢選手、
- 神奈川県横浜高校の及川雅貴選手
将来有望な剛腕ピッチャーばかりです。
この選手についてご紹介していきたいと思います。
目次
注目選手について
今年の高3世代は、まれにみる投手の豊作年。
今年のビック4に選ばれた注目選手は、
皆ピッチャーで、150キロ越えの球を投げます。
注目選手はこの4名↓↓
|
この4名がビック4として注目されています。
また、ドラフト上位指名が確実視される選手でもあります。
佐々木選手以外は、昨夏、2年生にして甲子園の舞台を経験している選手です。
大船渡高校・佐々木朗希選手
(画像:FRIDAYより)
佐々木朗希(ささき ろうき) 大船渡高校(岩手県) 190センチ/86キロ 右投右打 高校野球史上最速となる163キロをマーク |
ビック4の中心にいる選手と言っても過言ではない佐々木選手。
岩手県は、花巻東や盛岡大付属といった強豪校がある中、
彼がなぜ大船渡高校に進学したかというと
「僕一人で頑張るのではなく、仲間の力を借りて、皆で一緒に甲子園に行きたい」
ということで、地元の大船渡高校に進学したようです。
佐々木選手は、強豪校からの誘いを断わったようです。
7月25日、残念ながら決勝戦で大船渡高校は敗退し、花巻東が連覇で10回目となる夏の甲子園出場を決めています。
この決勝戦では、国保陽平監督の考えの元、佐々木選手は投げませんでした。
ベンチから試合の様子を見ていました。
国保陽平監督は、佐々木選手に投げさせなかった理由としてこのように答えています。
「故障を防ぐためです。連投で、暑いこともあって。投げたら壊れる、投げても壊れないというのは未来なので知ることはできないんですけど、勝てば甲子園という素晴らしい舞台が待っているのはわかっていたんですけど、決勝という重圧のかかる場面で、3年間の中で一番壊れる可能性が高いのかなと思いました。投げなさいと言ったら投げたと思うのですが、私には決断できませんでした」
佐々木選手が出場せず、敗退したことに苦情が来ているようです。
【佐々木投げず 高校に苦情殺到】https://t.co/l92QAFMn8d
全国高校野球選手権岩手大会の決勝で最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手が出場せずに敗退したことを受け、学校側に苦情が殺到している。同校職員も「今朝から電話が鳴りっぱなし」と対応に苦慮している。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 26, 2019
佐々木選手を始めチームのメンバーを考えると何とも複雑ですよね。
佐々木選手は、11年3月11日東日本大震災で父親・功太さん(享年37)を亡くしているようです。毎朝、遺影に向かい「いってきます」と声を掛けて学校に行き野球に励んでいたようです。
野球を頑張っている姿をお父様が天国で見守っているのではないでしょうか。
高校野球史上最速となる163キロを更新。ドラフト1位の予想がされている佐々木選手の活躍がとても楽しみですね。
星稜高等学校・奥川恭伸選手
(画像:FRIDAYより)
奥川恭伸(おくがわ やすのぶ) 星稜高校(石川県) 183センチ/84キロ 右投右打 |
奥川選手は、昨夏甲子園の開幕戦にてマウンドに立っています。
2018年のU18高校日本代表には唯一の2年生選手でした。
地方予選で158キロを記録し、佐々木選手に並ぶ逸材。
驚愕!高校BIG4にして世代随一の右腕・奥川恭伸(3年)が自己最速を6㎞更新する158㎞を記録! pic.twitter.com/HN2vFd49QN
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) July 21, 2019
7/24に行われた準決勝で、星稜2―1遊学館で勝利。
今後行われる準決勝、決勝戦で甲子園の切符をつかむことが出来るのでしょうか。
創志学園高等学校・西純矢選手
(画像:FRIDAYより)
西純矢(にし じゅんや) 創志学園(岡山) 184センチ/87キロ 右投右打 |
昨夏、甲子園初戦で16三振を奪い、注目を浴びた選手。
西選手は最速150キロのストレートに加え、切れ味鋭い縦横のスライダーを投げ分ける選手、ガッツがあり性格もプロ向きといわれています。
多彩な変化球を操る中、決め球のスライダーはあまりのキレの良さから「消えるスライダー」とも言われているんだとか。
今年注目投手 #創志学園 の西純矢
彼がこの夏にもう一度輝くためには何が必要なのか。秋季大会後の彼に話を聞いてみました!https://t.co/Q1HVifZeMM#高校野球 #岡山県 #創志学園 #注目— 高校野球ドットコム (@5589com) January 1, 2019
7月25日の準々決勝では創志学園 3―1 岡山東商と勝利。
甲子園まであつ2つ!
横浜高校・及川雅貴選手
(画像:FRIDAYより)
及川雅希(およかわ まさき) 横浜高校(神奈川県) 183センチ/74キロ 左投左打 |
ビック4、唯一の左腕。
高校2年秋時点での最高球速は153キロ。
昨夏以降、調子を崩し、一時期はエースナンバーを下級生に奪われていたこともあった及川選手。
ですが、今夏の予選で調子は復活してきているようです。
巨人は、左の先発が足りないので及川選手が欲しいのではないかという予想がされていました。
25日行われた準々決勝で、相模原8-6横浜と破れてしまいました。
夏4連覇を目指した第1シード横浜が、ノーシードの相模原に逆転負けという結果になってしまいました。
選手コメント
及川選手
試合終了の瞬間、頭が真っ白になったという。負けた実感がわかなかった。相手の校歌を聞いて初めて負けたんだと感じたとつぶやいた。内海選手
選抜では初戦で負け、夏こそはと頑張ってきたが、予想以上に重圧があった。甲子園に戻りたかった。https://t.co/bGmz2HFKuB— 白雲⚾ (@nabiku_YH) July 25, 2019
ビック4に匹敵する存在?!
ビック4に匹敵するともいわれる人物がいます。
それは、和歌山東の落合秀市(おちあい しゅういち)選手。
(画像:高校野球ドットコム)
185cm/90kg。
自己最速148キロを記録しています。
第101回全国高校野球選手権大会地方大会(14日)島根で新たに開幕して34大会で試合が行われた。和歌山では1回戦3試合が行われ、和歌山東は星林に11-1で六回コールド勝ちした。プロ注目の最速148キロ右腕・落合秀市投手(3年)は… https://t.co/zl4al5bmEc
— 野球!プロ・アマ・大リーグ・甲子園ニュース速報!(公式)フォロせよ (@baseball11pro) July 14, 2019
中学時代は補欠だったが、3年間で急激に成長し、ドラフト候補と言われるまでになりました。
中学校時代はランニングをサボったり、全然練習をしないし、やる気がないのが態度に出たりしていたようです。
高校部活に入部し、米原寿秀監督に出会いプロが注目する選手に成長しました。
残念ながら、24日行われた3回戦で市和歌山に3―4でサヨナラ負け。
高校野球に幕を閉じましたが、ドラフトでは上位指名をされるのではないでしょうか。
最後に
今年注目されているビック4と呼ばれる
- 大船渡高校の佐々木朗希選手
- 星稜高校の奥川恭伸選手
- 創学園高校の西純矢選手
- 横浜高校の及川雅貴選手
この4名に匹敵する力を持っている逸材、和歌山東の落合秀市選手。
ビック4の選手は、150キロを超える球を投げます。
昨年の甲子園で大注目を浴び、ドラフト1位でプロ入りした吉田輝星選手。
高校時代は、ストレートの最速は152km/hを計測しています。
このレベルのピッチャーが4人もいるという事になりますよね。
今秋ドラフトがとても楽しみですね!
今年の甲子園はどうなるのかも楽しみです。
追記(7/28)
夏の甲子園に進んだ高校は、星稜高校(石川)のみでした。
星稜高校の奥川恭伸選手は、甲子園ではどのような投球を見せるのかとても楽しみですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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