28日、第101回全国高校野球選手権石川大会 決勝戦が石川県立野球場で行われました。
星稜 と 小松大谷が甲子園の出場をかけて熱い戦いを繰り広げました。
決勝戦は6-2で星稜が勝利しました。
石川県を代表して甲子園に出場することになったのは星稜高等学校。
星稜にはドラフト1位指名の投手 奥川恭伸選手(おくがわ やすのぶ)がいます。
今秋ドラフト上位指名候補の“ビック4”と呼ばれるうちの1名で夏の甲子園には唯一、奥川選手だけが出場することとなりました。
そんな奥川選手についてまとめていきます。
目次
奥川恭伸選手とは
(画像元:FRIDAY)
奥川恭伸(おくがわ やすのぶ) 石川県かほく市出身 宇ノ気小学校→宇ノ気中学校→星稜高等学校(石川県) 183センチ/84キロ 右投右打 |
宇ノ気小学校3年から野球を始め、宇ノ気中学校では軟式野球部で主戦。
中学3年夏に全国大会制覇を達成しています。
星稜高に進学し1年春の北信越大会からベンチ入り。1年生ながら同年秋の大会で主戦の座を掴み、9戦中8試合登板で県V、北信越準Vを果たす。
昨夏甲子園の開幕戦にてマウンドに立っています。
2018年のU18高校日本代表には唯一の2年生選手に選ばれる。
自己最速158キロを記録しています。
驚愕!高校BIG4にして世代随一の右腕・奥川恭伸(3年)が自己最速を6㎞更新する158㎞を記録! pic.twitter.com/HN2vFd49QN
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) July 21, 2019
プレーの動画や特徴
奥川恭伸、148kmストレート pic.twitter.com/no2rIMxyRb
— BEPO (@X_BEPO_95) July 28, 2019
奥川恭伸のスライダー pic.twitter.com/Y19vaoeiPr
— BEPO (@X_BEPO_95) July 28, 2019
- 最速158km/hは質が良く、空振りやファールが取れる。
- シュート回転するケースもあるが、安定した球質で投げられている。
- 下位打線には140km/h前後、主軸には145km/h以上と、状況に応じた力配分出来ている。
- 変化球はスライダー、フォーク、カーブ。
スライダーとフォークの2球種はレベルが高い、どちらも空振りが取れる切れの良さ、変化量がある。
星稜・2年連続20度目の甲子園出場
28日の小松大谷に6-2で優勝した星稜高等学校。
2年連続20度目の夏の甲子園出場となりました。
🌟結果速報🌟#石川 大会 決勝#星稜 6-2 #小松大谷
9回表 劇的な満塁ホームランで星稜が2年連続の甲子園出場を決めた!最新情報は #バーチャル高校野球 で❗https://t.co/8futSJs9fE#高校野球 #地方大会 pic.twitter.com/L4T4IPPtno
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星稜優勝🥇
本当におめでとう!!
甲子園楽しんできてください😊 pic.twitter.com/u97e1zHMqr— M.K⚾️ (@syuri1701) July 28, 2019
今秋ドラフト1位候補右腕の星稜・奥川恭伸(3年)が、9回14三振を奪い、6安打2四死球2失点完投で4季連続の甲子園出場に導いた。
4回に自ら先制二塁打を放った直後、同点ソロを被弾。1点リードの8回にもこの日2本目の本塁打を許し、追いつかれた。それでも、9回2死満塁で1番・東海林航介中堅手(3年)がバックスクリーン右に決勝満塁弾。ベンチ前でキャッチボールしていた奥川は両手を挙げて、喜びを爆発させた。
9回にこの日最速153キロをマーク。3者凡退で締めた。校歌を歌い上げても、涙が止まらず。優勝インタビューでは「いつ負けてもおかしくない中で、みんなで力を合わせて優勝することができて、ほっとしています。最後の甲子園なので気持ちの強さが違う」と語った。
(出典元:スポーツ報知)
ビック4ただ一人だけ甲子園へ
ドラフト上位指名候補の”ビック4”と呼ばれる注目投手4名。
- 岩手県大船渡高等学校の佐々木朗希選手
- 石川県星稜高等学校の奥川恭伸選手
- 岡山県創志学園高等学校の西純矢選手
- 神奈川県横浜高校の及川雅貴選手
高校野球史上最速となる163キロを更新した令和の怪物と言われる佐々木選手を始め、この4名は150キロ越えの球を投げる凄腕投手です。
今秋ドラフトで指名候補とされ注目を浴びている選手になります。
甲子園でのビック4の活躍が期待されていましたが夏の甲子園の出場切符をつかんだのが、星稜・奥川選手のみでした。
他の3名は、残念ながら試合に敗れてしまいました。
【奥川14K 四天王で唯一聖地へ】https://t.co/BPOnASQMF0
高校野球の石川大会で星稜が小松大谷を下し、2年連続20度目の甲子園出場を決めた。今秋のドラフト1位指名候補右腕・奥川恭伸投手は2失点で完投し14奪三振。「高校四天王」で唯一、甲子園切符をつかんだ。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) July 28, 2019
ビック4の選手について、こちらの記事で詳しくお読みいただけます。 |
ドラフト1位指名候補?
ビック4の中でも、
ドラフト1位指名候補と言われている奥川選手。
今秋ドラ1必須と噂される奥川恭伸(2年)と共に自らを高め続け、自身も今秋ドラフト候補にまで上り詰めた甲斐二世・山瀬慎之介(2年)。小学4年からバッテリーを組み始め、中学3年時には全中優勝を経験。二塁送球1.8秒と驚異の数値を誇り、この世代で山瀬の右に出る者はいない。目指すは中学に続く日本一! pic.twitter.com/OzzPmASrzm
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) January 15, 2019
”令和の怪物”と言われている佐々木朗希選手がドラフトでは集中することを見越して奥川選手を1位指名する球団が多いのでは?と言われています。
夏の甲子園で確実に注目されることは間違いなさそうですね。
各球団、奥川選手を狙いに行くことでしょう。
次で、スカウト陣の評価をまとめていきます。
奥川選手 スカウト陣の評価
各球団、スカウト陣の奥川選手に対する評価をまとめていきます。
中日・米村チーフスカウト
▶「勝つために何をすべきかという投手センスにたけている」オリックス・福良ゼネラルマネジャー
▶「初めて見た。まとまっているし、いい投手。全ての面でまとまっているし、ボールに力もある。あのスライダーはなかなか打てない」巨人・織田スカウト
▶「力を入れたボールの角度、キレはいいものがある」阪神畑山統括スカウト
▶「(スライダーは)彼の持ち味のよい球。完成度が高い。自分のピッチングスタイルを確立している。大きく崩れることもないし。球速も上がっているし、仕上げてきたかな」西武前田チーフスカウト
▶「落ち着いて投げている。ピンチの場面も要所で締めて、風格のあるピッチング。あのスライダーは高校生じゃ打てない。メリハリつけたり、マウンドさばきも上手。プロでも十分通用する力を持っている」DeNA大久保スカウト
▶「ボールも速いし、プラスブレーキのあるスライダーがある。これからもっと良くなると思う。期待できます」(出典元:日刊スポーツ)
昨年から確実に成長している奥川選手にどの球団も期待と絶賛の評価をしています。
プロ入りしても即通用するぐらい、奥川選手のレベルは高いようですね。
最後に
夏の甲子園は8/6からスタートしますね。
私は、『夏=甲子園』ってぐらい高校球児による夏の甲子園が大好きです。
毎年、高校球児には甲子園で熱いものを感じさせられます。
涙なしでは見ることが出来ません。
昨年の金足農業の吉田選手にはとても泣かされました(笑)
ビック4でただ一人だけ、甲子園に出場する奥川選手。
奥川選手がどんな活躍をするのかとても楽しみです。
また、奥川選手以外にもどんな選手が注目されるのかもとても楽しみですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
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